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子宮頸がん予防ワクチンのキャッチアップ接種について
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)につきまして、これまでの積極的勧奨の差控えにより接種機会を逃した方は公平な接種機会を確保する観点から、公費負担で予防接種を受けることができます。(キャッチアップ接種)
ヒトパピローマウィルス(HPV)は性行為によって感染します。多くは自然に消失しますが、一部が数年~数十年かけて子宮頸がんを発症します。国内では年間11,000人程度が報告され、約2900人が亡くなっています。特に若い年齢層で子宮頸がんを発症する割合が比較的高くなっています。
子宮頸がんワクチンはHPVに感染する前に接種することで子宮頸がんの発症を予防します。
- 対象:平成9年(1997年)4月2日~平成19年(2007年)4月1日生まれの女性
- 接種期間:令和4年4月1日から令和7年3月31日
- 接種回数:3回
- ワクチンの種類:シルガード9(*)、ガーダシル、サーバリックス
*シルガード9の場合、9歳~15歳未満で1回目を開始した場合は、2回の接種で終了する事ができます。
当院での接種について
※事前予約制になります。
※区のお知らせをよくお読みいただき、クリニックにご連絡ください。
18歳以上の方はご本人のみの来院で接種ができますが、子宮頸がんワクチン接種が初めての方は、保護者の方の同伴をおすすめしております。
※食事を摂らずにワクチン接種を受けた後に、立ちくらみなど気分の悪くなる方がいらっしゃいます。接種当日はお食事を済ませていただき、体調を整えて来院ください。
※長袖など袖をまくる形では接種部位が露出できませんので、肩を出せるゆったりとした服装でお越しください。
※接種後の体調に変化がないか確認するため、30分ほど院内で待機していただきます事をご了承ください。
※子宮頸がんワクチンは単独での接種をお願しております。
(他のワクチンとの同時接種はできません。)
※ワクチンはその都度のお取り寄せになりますので、お取消しはご遠慮ください。